ブログ切り替え、完了しました2012/11/02

 メインで使っていたブログの広告表示が増えてきたので、こちらへ切り替えました。あちこちに散らばっていた情報を、一本にまとめました。

 ■公式トップページ
 http://www.jali.or.jp/club/kanzaki/s/
  →Profile, 新刊・既刊案内, このブログへのリンク, 「SF Prologue Wave」目次

 ■Nomadic Note 3(※ここ)
 http://ueda.asablo.jp/blog
  →細々と出てくる情報(雑誌関係)など

 更新頻度が落ちているので、この程度で充分だろうと思います。

ブログを移転しました2012/11/01

今後は、こちらをメインブログと致します。 しばらく、レイアウトが安定しないかもしれませんが、よろしく。

大阪科学博物館の「小松左京ナイト」に行ってきました2012/07/22

 土曜日、大阪科学博物館の「小松左京ナイト」に行ってきました。会場では少数の知り合いと挨拶を交わしたのみ。事前に参加を告知していなかったので、何名かの方とはニアミスになった模様。知り合いの作家さんと並んで座席について、イベント開始までの時間で、ごにょごにょとSF関係の話や猫の話を。

 プラネタリウムだけあって宇宙関係の映像がとてもよかった。『結晶星団』の恒星群の動き、『虚無回廊』のSSを地球から見たらどれぐらいのサイズか?という検証(びっくりするぐらい大きい円→長方形への変形を繰り返す)『さよならジュピター』での〈木星をぶつけられた直後のブラックホール周辺の渦〉など。この後、ブラックホールへ突っ込んでいくところまで見せてくれた奥行きのある映像は、プラネタリウムのスクリーンならではの演出。

 小松さんが亡くなった日の、小惑星<Komatsusakyou>の位置も投影されました。双子座と蟹座の中間に位置するんですが、ああ、なんてことだ、まるで真っ直ぐに天へ昇っていったかのように見える場所じゃないか……。

 小松ロケット打ち上げ映像は、東京でお別れ会に参加したときにも見ましたが、そのときにはかなり後方から見たので、前方にいた人の頭でスクリーンの下半分が見えませんでした。今回はすべて見えて、最後の星空も全天で体感できたので満足。
 オーディオ・ドラマ『宇宙に逝く』から引用される、「おれは死ぬんじゃない。(宇宙に)触れるんだ」という台詞は、なんべん聞いても泣けてくる。

※追記(2012.7.22)※
「小松左京ナイト」についての堀晃さんの日記に、『虚無回廊』のSS画像があがっています。これは背景の星が透過しているバージョン。クリックで大きな画像になります。
http://www.jali.or.jp/hr/mad-j.html

(画像単独URL)
http://www.jali.or.jp/hr/photo12/p1207-20.jpg

今年の予定2012/03/06

 もう3月になったというのに、今年の予定を告知するのはマヌケな感じがしますが(こういうものは、年頭に書かないと、どうも締まりませんね)しばらくブログの更新が滞りそうなので、一年間の見通しなどをお知らせしておきます。

 ●2月、おかげさまで『ブラック・アゲート』(光文社)を上梓できました。私のスケジュール調整がうまくいかず、発刊が年を越してしまったのですが、よろしくお願い致します。

 ●4月発売の文芸誌「読楽」(徳間書店)に、読み切り短篇が掲載される予定です。日本SF大賞受賞第一作のSF作品は、短篇ですが、この作品になります。

 ●年内に《妖怪探偵・百目》を最低2本はお渡しする約束になっているので、いずれかの時期に、文芸誌「小説宝石」(光文社)に掲載される予定です。

 ●これは私の仕事ではないのですが、なんと、舞台版「ラ・パティスリー」が、
DVD化されるそうです。舞台で観られなかった方も、これなら、ご家庭で観られます! 
 http://ameblo.jp/patisserie2012/entry-11180957372.html

 ●『深紅の碑文』は、今年の年末か来年年明けには脱稿予定。物語は最後まで見通しがついているので、2013年の発刊予定が動くことは、よほどのトラブルが起きない限り無いでしょう(←と言っていると、突然、トラブルが起きたりするのですが。『華竜の宮』のときは、脱稿直前にパソコンが壊れました。あんな恐ろしい目には、もう遭いたくない……)

ここまでが年内の仕事で、以下は、来年以降の話になります。

 ●海洋SFシリーズからいったん離れた後、どんなSF作品を長篇として発表していくかということも、現時点で、ほぼ方向性が決まりつつあります。前々から、人間の感覚器官の変容に興味があったので、この部分に焦点を当てた物語を、現在、模索しています。たぶんこのテーマは、設定や方向性の違う、ふたつの長篇の形で世に出ることになるでしょう。そのうちのひとつは、わりと早い段階で、その一部をお見せできるかもしれません。

 ●『リリエンタールの末裔』に所収の「幻のクロノメーター」の評判が結構よいそうですが、SFやファンタジーを絡める形で、歴史物の長篇を書く予定があります。まずは、再度、イギリス史から題材を取った作品を。歴史物は、今後、私の持ちネタのひとつになるかもしれません。

 ●単発で短篇の話を頂いております。これは、2013年に入ったら、アンソロジーに収録される予定です。

 ●上記以外にも、長篇の予定がいくつかあります。SF、非SF、混在しておりますが、上記の順に片づけていかねばならないので、すべて「未定」の段階です。

【雑記】 早速のコメント、ありがとうございます2012/01/21

 複数の読者さんから、フォローと同時にコメントを頂きました。ありがとうございます! 自動更新の設定も完了したので、これからは字数制限を気にすることなく、どんどん気軽に記事を投げて参ります。

 まずは、近日中に新刊に関する情報をアップいたします。すでに公表されている光文社の新刊だけでなく、もうひとつ長篇に関する発表があります。いま記事をまとめているところなので、もうしばらくお待ち下さい。