SF短篇集『リリエンタールの末裔』(ハヤカワ文庫JA)が発売されます2011/12/04

 書店では、12月8日前後に並ぶ予定です。著者にとっては、第二短編集となります。
 早川書房さんのサイトに内容紹介が出ました。
 http://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/21053.html

 今回は第一短篇集(光文社文庫)のときよりも、各々長めの短篇が収録されています。原稿用紙換算で「100枚」+「60数枚」+「70数枚」+「200枚(書き下ろし中篇)」。ちなみに、光文社さんでの短篇は各々40~50数枚。これは「異形コレクション」の規定枚数が毎回40~50枚前後と決まっているためです。異形の場合は、与えられたテーマと、この枚数にぴったりと収めるのが毎回の仕事で、今回の短篇はその縛りがゆるい、もしくは無い媒体だったので長めの作品が並んでいます。

 ちなみに「小鳥の墓」は230枚あり、今回の書き下ろし中篇「幻のクロノメーター」も、だいたいそれぐらい。書き下ろしは毎回自由なテーマでやることに決めている(載せてもらえる場がないような作品を書く)ので、今回もその趣旨でやっています。

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